トピックス Topics
2024.10.27
院長ブログ
レントゲンの必要性
むし歯を見つける際に、レントゲンは大きな助けとなってくれます。
明らかにぼっこり穴が空いている場合を除いて、むし歯の診断というのは時として判断に迷うこともあります。例えば目視でむし歯を探す場合、これはむし歯ではない、という判断を行うことはかなり正確にできると言われていますが、逆にこれはむし歯である、という診断を行うその正確性は、目視の場合には少し劣るとされています。そのため、むし歯かどうか判断に迷った場合にはほかの検査方法を追加することによって確実な診断を下す必要があるのですが、その場合に大きな助けとなるのが、レントゲンです。
レントゲンによって、暗くて狭いお口の中だけではなく、しかも目視では見えない歯茎の中に隠れた歯の部分まで明確に画像として歯を描き出してくれるので、かなりの高い正確性を持って、むし歯かどうかの判断が行える形となります。レントゲンは逆に目視と異なり、これはむし歯である、という判断をわりと正確に行える検査方法であるため、むし歯でないことを判断することに強い目視と組み合わせてレントゲン撮影を行うことによって、より正確なむし歯の有る無しの判断の確実性を高めてくれるものと考えられます。
ただしレントゲンも絶対のものではなく、万能でもないので、一枚とっていまいち判断がつきづらい場合には、少し角度を変えてみてもう一枚、あるいは別の撮り方でとってみる等して、よりその確実性を高めていくことが必要な場合も出てきます。