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2024.08.29

院長ブログ

お子さんの麻酔について

お子さんの麻酔について

特に治療にあたって初めての麻酔を下の歯に行ったお子さんの場合、麻酔の効果が下唇にまでどうしてもきいてしまうので、その感覚がなくなり、気づかないうちに下唇を噛み込んでしまって大きな傷になるということがたまにあります。

治療後にできた唇の大きな傷を見て、アレルギーか何かを心配される保護者の方もいらっしゃいますが、感覚の戻らないうちに間違って唇を噛んでしまってできた傷であることがほとんどです。

基本的には、一週間程度で傷は治っていきますが、極力傷を作らないように麻酔が切れて感覚が戻るまでの間は(下の奥歯でおおよそ平均2.5H~3Hと言われています)お食事や間食等は控えて安静に過ごしていただければと思います。

また、熱い飲み物でも痺れがあると気づかず火傷してしまうこともあるため、こちらも注意してみていただければ幸いです。