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2024.09.02

院長ブログ

ホワイトニング後の知覚過敏

ホワイトニング後の知覚過敏

ホワイトニングをした後に、一時的に歯がしみるような感じ、いわゆる知覚過敏が生じることがあるという話を聞かれたことがある方もいらっしゃるかと思います。ホワイトニングに使用する薬剤の影響のようにも思われますが、厳密にいえば歯の表面に本来あるはずの、唾液の成分でできた薄い膜がホワイトニングによって一時的に失われてしまうために生じるものと考えたほうが、どうやら自然なように感じます。

ホワイトニング後の知覚過敏はそのほとんどが一時的なもので、一週間もすればほとんど感じなくなってしまいますが、それも一次的に失われた唾液の膜が、再び歯の表面に形成されたからだと考えれば辻褄が合います。

そのため、ホワイトニング直後は歯の表面の唾液の膜が失われて酸性や着色性の飲食物に歯が晒されやすくなってしまうため、これらを控えていただいた方が安心かもしれません。