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2024.08.31

院長ブログ

生えてきた大人の歯の前歯がすきっ歯の場合

生えてきた大人の歯の前歯がすきっ歯の場合

生え変わったばかりの上の大人の歯の前歯がよくすきっ歯となって生えてくることがあります。

これは基本的には正常な上の前歯の生え方で、隣のはが生えてくるに従い、それらに押されてだんだんと隙間は閉じてくることが多いため、9-10歳くらいまでは様子を見ることが多いです。

ただし、すきっ歯となっている前歯の間に、過剰歯という歯が埋まっていたり、あるいは上唇と歯茎をつなぐ筋が長く伸びて歯と歯の間に入り込んでいる場合は、自然に隙間が閉じていくことはなかなか難しいため、それぞれに対する対応が必要になってきます。

まずはすきっ歯の場合はレントゲンを撮って過剰歯がないかどうかの確認を行い、その上でお口の中を見て筋も伸びていなければ、自然に成長とともに閉じてくる可能性が高いと考えられます。