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はじめまして、この度、2024年11月8日、“いい歯の日”に伊集院町妙円寺にて歯科医院を開院させていただきました、大山と申します。

まだこの地での開業も何も考えていなかった頃に、偶然桜の季節に小学校前のさくら木通りを通りがかったことがあって、通りの両側に綺麗に咲き誇る桜並木に心を奪われるとともに、丁寧に手入れ・整備されている街路樹や閑静な街の雰囲気から、きっと素敵な街なんだなと感じたことを覚えております。

今回、そんな妙円寺でご縁をいただき開業させていただくことになり、通りは少し違いますが、妙円寺といえばさくら木通りの印象が強かったことと、妙円寺に根ざした医院にしたいという思いも込めて、「さくら木歯科医院」と名付けました。毎年春になれば、さくら木通りの壮大な桜並木をみることができるかと思うと、楽しみで仕方ありません。どうぞよろしくお願いいたします。

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さくら木歯科医院 大山健太郎

院長Profile

【経歴】

2004年3月
福岡県私立久留米附設高校卒業
2012年3月
鹿児島大学歯学部歯学科卒業・修士号取得
2013年4月
鹿児島大学病院 口腔顎顔面外科 入局
2016年4月
日本口腔外科学会 口腔外科認定医取得
2017年2月
鹿児島大学大学院 博士課程修了・歯学博士号取得
2017年3月
口腔顔面神経機能学会 認定医取得
2017年4月
医療法人裕和会 西田歯科医院勤務 副院長就任
奄美群島のひとつ徳之島で5年間勤務
2023年9月
医療法人猪鹿倉会 パールランド病院 歯科勤務
主に認知症入院患者さんの歯科治療や在宅・介護施設での訪問診療に従事

【受賞歴】

2013年9月
第58回公益社団法人日本口腔外科学会総会
優秀口演発表賞受賞
2014年2月
鹿児島大学 学長表彰受賞

【資格】

  • 日本口腔外科学会認定 口腔外科認定医
  • 口腔顔面神経機能学会認定 口唇・舌感覚異常判定認定医
  • 歯学博士
  • かかりつけ医認知症対応力向上研修修了
  • 学校歯科医生涯研修制度基礎研修修了
  • 普通自動二輪免許(~400cc)

【協力・嘱託】

  • オーラルフレイル事業協力歯科医
  • 学校法人大園学園 なないろ保育園嘱託歯科医

【所属学会・協会】

  • 日本口腔外科学会
  • 口腔顎顔面神経機能学会
  • 日本歯内療法学会
  • 日本補綴歯科学会
  • 鹿児島県保険医協会

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What Is Important

患者さんの思いに寄り添い、
全力で向き合います

私が一番に大切に考えていることは、弱い立場の人に寄り添うということです。世の中は声の大きな人、自己主張の強い人、立場の強い人の主張がどうしても通りやすい側面があり、たとえ正しいことを言っていても立場の弱い人、自己主張の苦手な人、声の小さな人の主張は退けられるかうまくあしらわれることが多いように思います。しかし本当に重要なのは声の大小ではなく、その主張が正しいか間違っているかであり、それを判断するためには弱い立場の人の主張も、声が小さいから、与し易いからと言ってないがしろにはせず、正確に理解をするという明確な意思を持って聞くことが大事だと思います。

歯科医院で言えばどうしても患者さんは弱い立場となり、先生やスタッフにうまく自分の症状や思っている事を伝えられず、何だか言いたいことがうまく伝わっていないような悶々とした気持ちを抱えたまま帰路に着くことも多いように思います。私たちが大切に考えていることは、はっきりと自分の思いをうまく言葉で伝えられない患者さんの思いをしっかりと時間をかけてでもゆっくりと聞いてあげて、その言わんとすることを理解するということです。それには確かに根気がいるし、時間もかかるかもしれませんが、物事を伝えることにおいて、そのような手助けを必要とする患者さんが、特に歯科医院のような場所では割と多くいるのではないかと考えています。

私自身も、自分の言いたいことを言葉でうまく伝えることが苦手なタイプなので、はっきりと自分の思いをうまく伝えられない患者さんの気持ちが良くわかります。

例えば皆さんの目の前に足の不自由な方がいて、歩きづらそうにされていたら駆け寄って自然と手助けをしなければという気持ちになるかと思います。うまく自分の思いを言葉で伝えられない患者さんも、ビジュアル的に足が不自由な方ほど助けが必要そうには見えないだけで、本来であればしっかり聞き手側がその方に寄り添う気持ちを持ってうまく話を聞いてあげる姿勢が必要なのではないかと思います。その姿勢で話を聞くことで、その方の言わんとするところが見えてくることも多く、言いたいことがわかってくれば、歯科的にどのような対応をすれば良いかも自ずと判断できるので、患者さんの歯科的な問題を根本的に解決することに繋がります。

ともすれば声の小さな人たちの意見や気持ちはスルーされることも多いようにも感じますが、そういった弱い方々の立場に立った歯医者もいてもいいのかなと思いながら、自分は歯科医師をやっています。

目の前の患者さんに全力で向き合うこと、それが当院の考える歯科医療です。

カウンセリング

良い治療のために欠かせない信頼関係

歯科治療を円滑に進めていく上では、患者様のご希望やお人柄、その背景等の把握といった相互理解が重要であり、コミュニケーションが大切です。当院のカウンセリングは、患者様がどのようなことにお困りなのか、どのようなお悩みがあるのか、それはどのようにすれば解決するのか、そのために当院ができることは何か、というようなことを、対話によって解決に少しでも近づける場と考えております。患者様のお口の中の問題を解決して差し上げるのはもちろんのこと、心も体も健康な状態となってお帰りいただくのが当院の目指すところです。

カウンセリングは広々とした圧迫感のない対面式のスペースにて行います。チェアサイドでのお話と異なり、周囲の方を気にすることなくお悩みやお困りごとをお話しいただくことによって、治療の一環としてではなく、あくまで患者様との対話やコミュニケーションを行う場としてカウンセリングを位置付けております。

地域包括ケア

地域の方々が安心できる暮らしのために

現在の日本の歯科事情は都市部に歯科医院が集中しており、将来的に地方での歯科医師不足ならびに歯科医療供給体制の停滞が懸念されています。当院が日置市で開院し、今後30年40年と診療を行わせていただくことにより、少しでも地方での歯科医師不足ならびに歯科医療供給体制の停滞に歯止めをかけることができれば、それが結果として地域社会への貢献となり、地域包括ケアの維持にも繋がることから、この観点こそが当地での当院開院の大きな社会的意義の一つであると考えています。